WEB3の時代へ

メインフレーム→パーソナルコンピューター→グラフィカルインタフェース
→インターネット→Web→Web2.0→モバイル→ブロックチェーンと、
新しいテクノロジーとともにコンピューティングは発展してきました。

Web1.0は、世界中の情報をWebを通じてアクセスできるようになった時代。
Web2.0は誰もが情報を得るだけでなく情報発信できるSNSの時代。

Web3.0では、P2Pやブロックチェーンなどといったテクノロジーを活用することで
特定のサーバー(中央集権)に依存しないため、情報を読み書きするだけでなく、
ユーザー間で直接「信頼」を交換できる世界です。

今私達はまさに、Web3の時代に突入しようとしています。
その中核をなすのが、IPFSです。IPFSにより、ブロックチェーンに
データ保存の機能が組み込まれ、Web3が完成することになります。

IPFSとは

IPFS(InterPlanetary File System)とは、米国Protocol Lab社が提唱する従来のHTTPを補完する、P2P(ピアツーピア)分散ファイルシステムです。中央集権型のプロトコルでは、ファイルのロケーションを指定し、それを複数のサーバーを経由して閲覧します。対して、IPFSのような分散型のファイル・システムでは、コンテンツ・アドレッシング方式といい、世界中のストレージに分散化されたコンテンツを直接収集して閲覧します。

分散型ストレージのメリット

①耐障害性…コンテンツのハッシュ値を指定し、そのコンテンツがある場所(サーバー等)を指定しない。そのため、オリジナルのサーバーが何らかの原因でダウンしていても、同じハッシュ値(=コンテンツ)のデータを持っているどこか他の場所から同じ情報を取得することが可能になる。
②負荷分散…コンテンツの場所を指定しないIPFSでは、より近いサーバから取得する。よって、一つのサーバーに負荷が集中することを防ぐことが可能になる。
③耐検閲性…これまではその情報のある場所(サーバー)へのアクセスを遮断するだけで検閲が可能。IPFSは無数のサーバで保持することが可能になり、サーバーを遮断されても代理の別のサーバーから同一の情報が取得できるので、検閲を難しくする。
④耐改ざん性…データのハッシュ値をキーにデータにアクセスするということはデータの改ざんを不可能にします。そのハッシュ値を比較することで容易にコンテンツの正当性を検証することが可能になる。


Protocol Labs Inc.とは

分散型ストレージ技術IPFSを開発したProtocol Labs, Inc.は、スタンフォード大学でコンピューターサイエンスを専攻したJuan Benet氏によって2014年5月に創業された研究機関です。YcombinatorやAngelList の創業者から出資(エクイティ)を受けています。Protocol Labs は、Filecoin, IPFS, libp2p, IPLD, Multiformatsなど、Web3を実現するために必要な技術のすべてをProductとして開発しているWEB3の中核を担う会社です。

IPFSストレージ

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